Google Fonts(グーグルフォント)の使い方|ダウンロードからIllustratorで使うまで画像つきで解説

『このフォント、自分のパソコンでも使いたいな』と思ったことはありませんか。
Google Fonts(グーグルフォント)を使えば、おしゃれなフォントを無料で手に入れて、Illustrator のデザインに取り入れられます。
さきに結論
- Google Fonts は無料。会員登録もいらない
- 仕事のデザイン・ロゴ・印刷物に使えて、クレジット表記も不要
- できないのは『フォントファイルそのものを売る・配り直す』ことだけ
この記事では、フォントを探してダウンロードし、パソコンにインストールして Illustrator で使うまでを、画像つきで一つずつ解説します。
むずかしい操作はひとつもないよ。一緒にやってみよう!
Google Fonts(グーグルフォント)とは?
Google Fonts は、Google が無料で提供しているフォントのカタログです。2026年9月時点で約1,900種類のフォントがそろっていて、誰でもダウンロードして使えます。
日本語のフォントもあれば、英語(アルファベット)のフォントも豊富。シンプルなものから、手書き風や筆記体のような個性的なものまであるので、デザインのイメージにあわせて選べます。
フォントには『ライセンス(使うときのルール)』が3種類ありますが、どれも仕事のデザインに使えます。くわしいルールは、この記事の後半で説明します。
Google Fonts と Adobe Fonts、どっちを使う?

結論から言うと、Illustrator を契約している人は Adobe Fonts が近道。契約していない人、Illustrator 以外のソフトでも使いたい人は Google Fonts です。
| Google Fonts | Adobe Fonts | |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | イラレなどの契約に含まれる |
| 使える人 | 誰でも | Adobe の契約がある人 |
| 入れ方 | ファイルをダウンロードしてPCにインストール | イラレの中で『追加』するだけ |
| フォントの数 | 約1,900(日本語 約50) | 3万種類以上(日本語 約1,000) |
| 解約後 | そのまま使える | 新しく追加・編集はできなくなる |
Google Fonts にしかない可愛いフォントがあるんだよね!
Illustrator の中でサッと探すときは Adobe Fonts、『このフォントは契約に関係なく手元に置いておきたい』というときは Google Fonts、という使い分けがおすすめです。
Adobe Fonts の使い方は、別の記事でくわしく解説しています。
あわせて読みたいAdobe Fonts(アドビフォント)の使い方|Illustratorでフォントを追加する手順とおすすめ日本語フォントIllustrator の中から追加する手順と、おすすめの8書体
Google Fonts でフォントを探す方法

それでは、さっそくフォントを探していきましょう。

まずは Google Fonts の公式サイトをひらきます。
画面は英語ですが、使う場所は3か所だけ。左の『Filter(絞り込み)』、上の検索欄、そしてフォント名です。
日本語のフォントだけを表示する

左の Filter 欄にある『Language(言語)』をクリック。

検索欄に『Japan』と入力。

候補に出た『Japanese』にチェック。

日本語に対応したフォントだけが表示されました。
日本語フォントは50種類ちょっと。ゴシック・明朝・丸ゴシック・手書き風がそろってるよ!
雰囲気で絞り込む

Filter 欄の『Feeling(雰囲気)』で、たとえば『Cute』をクリック。かわいらしいフォントだけが表示されます。
『Fancy』は筆記体、『Business』はきちんとした印象、『Playful』は遊び心のあるもの。作りたいデザインのイメージで選んでみてください。
フォント名で検索する

使いたいフォントの名前が決まっているときは、上の検索欄に名前を入力してエンターキー。
この記事では、日本語のゴシック体『Zen Kaku Gothic New』を例に進めます。読みやすくて、どんなデザインにも合わせやすいフォントです。
フォントをダウンロードする手順

一覧からフォントをクリックすると詳細ページがひらくので、右上の『Get font』をクリック。

『Download all』をクリック。フォントファイルが ZIP 形式でダウンロードされます。
何もしなければ『ダウンロード』フォルダに入るよ!
パソコンにインストールする方法

ダウンロードしただけでは、まだフォントは使えません。パソコンに『インストール』して、はじめて使えるようになります。
Windows と Mac で手順が少し違うので、分けて説明します。
Windows の場合

『ダウンロード』フォルダをひらくと、ZIP ファイルがあります。

ZIP ファイルを右クリック →『すべて展開』をクリック。

そのまま『展開』をクリック。

フォルダがひらいて、フォントファイルが表示されました。『Black』『Bold』『Regular』などは文字の太さの違いです。
一緒に入っている『OFL』はライセンスの文書です。そのままにしておいて大丈夫です。

フォントファイルをダブルクリックして、左上の『インストール』をクリック。これで1つ入りました。
ファイルが複数あるときは、つぎのやり方がおすすめだよ!

フォントファイルをすべて選択して(1つ目をクリック → Shift を押しながら最後をクリック)、右クリック。

メニューに『インストール』があればそれをクリック。見当たらないときは、一番下の『その他のオプションを確認』をクリック。

『インストール』をクリック。選んだファイルがまとめてインストールされます。
Mac の場合
Mac は、もっと簡単です。
- ダウンロードした ZIP ファイルをダブルクリックして展開する
- 展開されたフォルダの中のフォントファイル(.ttf または .otf)をダブルクリック
- 『Font Book(フォントブック)』がひらくので、『インストール』をクリック
複数のファイルをまとめて入れたいときは、すべて選択して Font Book のウィンドウにドラッグしても入ります。
インストールのときに Font Book が『検証』(ファイルにエラーがないかの確認)を自動で行います。Google Fonts のファイルなら、そのまま進めて大丈夫です。
Google Fonts を Illustrator で使う
インストールが終われば、あとはいつもの Illustrator で使うだけ。特別な設定はいりません。

文字ツールで文字を入力して選択し、画面上の『文字』の欄をクリック。

一覧から『Zen Kaku Gothic New』をクリック。右に見本が出るので、見た目で選べます。

フォント名の右にある欄で、太さを切り替えられます。見出しは Bold、本文は Regular のように使い分けると、デザインがまとまります。
フォントはパソコン全体に登録されるので、Photoshop や Word など、文字を扱うソフトならどれでも使えます。
一覧に出てこないときは、Illustrator をいちど閉じてひらき直してみて!
フォントが入ったら、さっそく何か作ってみましょう。ロゴの作り方の動画では、Google Fonts の『Figtree』と『Libre Baskerville』を使っています。
次に見る動画イラレロゴの作り方5選|基本ツールが身につくロゴデザイン入門IllustratorYouTube で見る →
商用利用・ロゴ・クレジット表記のルール

『無料のフォントって、仕事に使っていいの?』
結論から言うと、Google Fonts のフォントは、仕事のデザインにも、ロゴにも、印刷物にも使えます。クレジット表記もいりません。 公式のよくある質問(2026年9月5日確認)にそう書かれています。
| やりたいこと | できる? |
|---|---|
| チラシ・名刺・広告など、仕事のデザインに使う | ○ |
| ロゴに使う | ○ |
| 印刷物・Web・アプリ・電子書籍・商品に使う | ○ |
| 文字を太くする・傾ける・字間を変える(デザインソフトで加工) | ○ |
| クレジット表記なしで使う | ○ |
| フォントファイルそのものを売る | × |
| フォントファイルを別の名前で配り直す | × |
『作ったデザイン』はどう使っても自由。制限があるのは『フォントファイルそのもの』の扱いだけだよ!
ライセンスは3種類。どれも仕事で使える
Google Fonts のフォントは、『SIL Open Font License(OFL)』『Apache License』『Ubuntu Font License』の3種類のいずれかで公開されています。ほとんどは OFL です。
3種類とも、無料・商用利用可・クレジット表記不要という点は共通。使う側が気にする違いは、ほとんどありません。

気になるときは、フォントの詳細ページの『License』タブをクリック。右上に『製品にもプロジェクトにも、印刷でもデジタルでも、商用でも使えます』と書かれています。
使えないフォントもある
Google のロゴなどに使われている『Product Sans』は Google 専用で、ダウンロードできません。反対に『Google Sans』は2025年11月から OFL で公開され、誰でも使えるようになりました。
反映されない・困ったとき

インストールしたのに Illustrator に出てこない
Illustrator をいちど閉じて、ひらき直してください。それでも出ないときは、パソコンを再起動すると表示されることが多いです。
太さが1つしか選べない
太さは、ファイルごとに分かれています。『Regular』だけ入れた場合は Regular しか選べません。展開したフォルダに戻って、残りのファイルもインストールしてください。
右クリックしても『インストール』が出ない(Windows 11)

Windows 11 の新しい右クリックメニューには、『インストール』が表示されない場合があります。一番下の『その他のオプションを確認』をクリックすると、従来のメニューがひらいて『インストール』が出てきます。
ダウンロードした ZIP は消していい?
インストールが終われば、ZIP ファイルも展開したフォルダも削除して大丈夫です。フォントはパソコンの中の別の場所にコピーされています。
よくある質問
Google Fonts は本当に無料ですか?
はい。すべて無料で、会員登録や支払いはいりません。公式のよくある質問に『すべてのフォントはオープンソースで、費用はかかりません』と書かれています。
仕事(商用)で使えますか?
使えます。販売する商品や、クライアントのデザインにも使えます。
ロゴに使ってもいいですか?
使えます。公式のよくある質問に『どんなロゴにも使える』と明記されています。
クレジット表記は必要ですか?
不要です。デザインに『このフォントは Google Fonts です』と書く必要はありません。
日本語のフォントはありますか?
あります。『Language』で『Japanese』を選ぶと、50種類ほどの日本語フォントが表示されます(2026年9月時点)。
Adobe Fonts があれば、Google Fonts はいりませんか?
Illustrator の中で完結させたいなら Adobe Fonts で十分です。ただし Adobe の契約をやめると Adobe Fonts のフォントは使えなくなります。契約に関係なく手元に置きたいフォントは、Google Fonts から入れておくと安心です。
ダウンロードしたファイルはどこにありますか?
特に設定を変えていなければ、パソコンの『ダウンロード』フォルダに保存されます。
【まとめ】Google Fonts の使い方
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 公式サイトをひらいて、『Language』や『Feeling』で絞り込むか、名前で検索する
- 『Get font』→『Download all』でダウンロード
- Windows は ZIP を展開して右クリック →『インストール』。Mac はダブルクリック →『インストール』
- Illustrator の『文字』の欄から選んで使う。出てこなければ再起動
- 仕事・ロゴ・印刷物に使える。クレジット表記もいらない
一度覚えてしまえば、どのフォントでも同じ手順です。気になるフォントを見つけて、あなたのデザインに取り入れてみてください。
Illustrator を契約している方は、Adobe Fonts もあわせて使うと、選べるフォントがぐっと広がります。
※『Google Fonts』は Google LLC の商標です。『Adobe』『Illustrator』『Photoshop』『Adobe Fonts』は Adobe Inc. の商標です。当サイトは各社と提携・協賛の関係にはありません。
※ 本記事のライセンス・フォント数の情報は 2026年9月5日に公式サイトで確認したものです。最新の内容は公式サイトでご確認ください。